イチョウの黄葉(こうよう)のしくみ

PC-SMOKE

2022年11月05日 10:15

順調に黄葉(こうよう)が進んでいます。
毎日がワクワクドキドキです。



■イチョウの黄葉(こうよう)のしくみ

イチョウの葉は、もともと「カロチノイド」という黄色い色素を持っていて、普段は葉緑素の「クロロフィル」の緑色に隠されています。
木々の冬支度が始まると、「クロロフィル」が壊れて、「カロチノイド」の黄色が現れます。
葉が黄色くなるのは黄色い色素が新しく作られるのではなく、もともと緑色で隠れていた「カロチノイド」の黄色が顔を出したのです。

紅葉するカエデ等は、葉にに残った養分が、離層によって行き場がなくなり、やがて糖やアミノ酸となって葉に蓄積されます。
この糖やアミノ酸が、「アントシアン」という紅い色素を作ります。

カロチノイド(黄色い色素)


アントシアン(紅い色素)




















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